歌とピアノ

コンサート

ピアノ弾けないでしょ?
ライブはお休みしてるんですか?

ケガ後、何度も言われました。

いえいえ、ライブしています(⌒-⌒)
ピアノも弾いています(⌒-⌒)
と言うと驚かれるんです。

「ピアノ弾けるんですか?」って…。

あれれれ~~~

はっ!また気付きがやってきました(笑)
そっか、そっか、ピアノを弾くこと
それについても人それぞれなんだなあ。

私にとってのピアノは歌うためのもの
歌を作るもの、歌を伝えやすくするもの

私、ケガをした親指が
大好きな歌の支障になると一度も思ってこなかったんです。
逆に、この経験が歌に生きるって思ったし
実際に大きな大きな心の変化があり
生きるのがとても楽に、楽しくなりました(*´∇`*)

それはブログやライブで
大げさに話したり、良いことだけ話している訳ではなく
本当にそうなんです+.(≧∀≦)゚+.゚

以前のようには弾けないけど
弾けることがもう嬉しくて
以前よりピアノのことが好きになっていると思います。

そこで思い出しました。

片手を失っても弾き続けてるピアニスト
両腕を失っても描き続ける画家

甲状腺を人工のものに変えなくてはならなくなって
それでも歌い続けている歌手

その方の話は、先日のラジオ出演で聞いたのですが
コンサートの後「まだ歌いたい」ってカラオケにスタッフの方々と行かれるそうです。

それ~わかる~
私も「もっと歌いたい~~」ってライブの帰りに叫んだりします☆☆

私にとっての歌♪

そういうことは日常に溢れているんじゃないかな。
自分のことは当たり前すぎて気付きにくいけれど。

例外もあると思うけど
お父さん、お母さん
子育て、や~めた~とかならないじゃないですか。
色々ありながら、共に生きて行く。

仕事だったり、趣味だったり
誰かとの関係だったり
どうぶつのこととか
ご飯を作ることとか
通うとか
小さなことにもいっぱいいっぱい
みんなみんなにあると思うんです。

大切な大切なものの前では
やめる、諦めるって思いもしないってこと。

大切とか、続けようとかさえ、思っていないものも多いかも。

できない理由を探して、しない選択をすることもある。
それは本当に望んでないこと、しなくても良いこと、時期じゃないこと。

腹をくくるとか、覚悟を決めるとか
そんな大きなことを思いもせず
自分の生活、自分のいのちの一部のようなもの

私もケガした日、病院の待合室で考えていました。
近々のライブをどうするかな
右手だけでピアノを弾くかな、ぺぺさんに演奏お願いしようかな
カラオケ使おうかな…とか。

中止、延期は思いもしなかったです。

小さく見えるものが、とっても大事
当たり前に思えることが、とっても幸せなこと
日常が奇跡の連続

誰かにとって当たり前にできることが
誰かには望んでもできないことかもしれない。

できることも、できないことも、みんな違う。
だから、それぞれの存在がとても尊い。
一人一人の笑顔がとっても眩しくて、愛おしい。

つらいことも、乗り越えないといけないことも
それぞれに色々、本当色々ありながら
日々を生き続けている。
自分自身の人生を生き続けている。

守り、支え
誰かを笑顔にして
守られ、支えられ
誰かに元気をもらっている。

あ~やっぱりみんなすごいんだな。*:゜☆ヽ(*’∀’*)/☆゜:。*。

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