僕らはまた出会うだろう【おうち Talk & Song 10】

241番目の歌。
2013年に作ったものです。

どん底時代、手を差し伸べてくれた人がいた。
ものすごく嬉しかった。でも、どうしてもその人と合わなかった。

たったの二泊三日が耐えられなくて、私は「仕事が入った」と嘘をついて、逃げるように予定を早めて帰ってしまった。
帰りの新幹線の中「ありがとうございます。本当にありがとうございます。でもごめんなさい。もう会うことはない。あなたはあなたの場所でどうか幸せに」そう願った。

数年後、その人の訃報が届いた日に作った歌です。

出会った頃は孤独で、過去に縛られ、不平不満ばかり口にしていたその人は、最後はたくさんの仲間に囲まれ、慕われ、たくさんの人を励まし、惜しまれながら旅立ったことを知りました。私の捉え方が間違っていたのか、その後、変わったのかはわからないけれど、申し訳ない気持ちが少しだけ軽くなり、良かった、、、そんな気持ちで、涙が出ました。

あなたは、あなたの場所で、あなたの仲間と一緒に、笑っていたのですね。

僕らはまた出会うだろう

あの日会った 喜び笑う
怒り 投げ出した 離れ祈り
繋がる縁 煌めき壊れ 
どこかで幸せ願ってた

どの道を選んでも楽も苦もあるんだ
ただ折り合わない そんなこともあるんだ

さあハイタッチ 大きな声で歌おう
バカみたいでもいいさ 生きてる幸せを歌おう

その日は必ずやってくる
あれからあなたは幸せでしたか
誰かの優しい言葉がほしいなんて
そんな日もある

ぽっかり穴が空いた ありきたりの表現
だけどあまりにもその通りだった

さあハイジャンプ 大きな声で笑おう
仲間に囲まれて くだらないことに笑おう

さあハイタッチ 大きな声で歌おう
バカみたいでもいいさ 生きてる幸せを歌おう

コメント