チャムの絵と、両親に泣かされた話

うたびと染矢敦子
ホームページ用に昨日、書いた絵です。子供の頃に一緒にいたチャムと。

家族に迷惑かけるなと言われ大泣きしたこともある。
歌を仕事と認めてもらえなくて、何度も泣いた。

でも今「仕事ないやろ。肉も食わんと」そんなことを言って助けてくれる父がいる。
別の理由で私は泣いた。

自分の動画をネットに載せようと思っているけど、自分の顔へのコンプレクスが拭えなくて、もたもたしている私に、母が言った。
「可愛いのに」

えっ?お母さん、私を可愛いと思ってたの?
知らなかった。
妹は可愛くてみんなに褒められ、人気者だった。
妹は可愛いのに、そう言われていたし、いじめられたり、ブスって言われることも表情や服装を指摘されることもあった。いつの間にか、私の顔、見たい人なんかいるの?気持ち悪いんじゃなの?そんな風に思うようになっていた。

「親だからひいき目で見てるんじゃないよ。子供の頃から可愛かった。写真、今でも見てるよ」と母は言う。

「それにコンサートの時なんか、キラキラして良い表情よ。あなたには訴える力もあるしね」
そんな風に思ってくれてたんだ。

今日は二人に泣かされた。
本当ならもう親を支える年齢なんだろうけど、励まされるなあ。

私にできること。コツコツとやっていこう。

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