先週の金曜日のこと。
朝いつものように夫と優輝のことやおうちのことを一気にして「よし!今日も頑張るぞ」とブログの写真を入れ直していました。その日は「祖父と祖母」のカテゴリーでした。
祖母の短歌を読みながら、一つ一つ記事をチェックしていると、ふと体の力が抜けました。
「あっこ、ゆっくりでいいよ」
祖母に言われたような、そんな気がして…。涙がボロボロ、そして思い出した歌を口ずさみました。
それは静かに君を思い続けた
囁くように柔らかく 君の声
いますぐ聞きたい 君の声
ここに戻ろう。心を戻そう。そういう意味のブログなんだから。
ホームページやブログのリニューアル
そしてこの四連休、ブログから離れてみました。でも気になるんですよ、気づくと考えている。新しい記事も書く気にならないし、新しい歌も絵もできない。大切な思い出(過去のブログ)を全部ここにちゃんと整理して載せたいと思って初めてみたら、画像のサイズが合わなくて、5000枚の写真をパソコンから探して調節して入れ直さないといけないんですよ〜
やってもやっても進まない。最初は楽しかったけど、だんだん気が重くなってきました。そしたら、ピーン!
大切な思い出のために今、気が重くなるのはおかしい
って、思いました。
また、気づくのが遅い(笑)
でも一ヶ月ぐらいブログに費やした時間は無駄ではなかったと思うんです。
コロナで今まで頑張ってたことがストップして、それが長引いて、気力をなくしかけてた時にホームページのリニューアルを始めて、それが案外楽しくて時間を忘れました。その流れでブログまで手を出したのですが、いつものように、またやりすぎてしまったみたいです。それが、私。良さでもあり、欠点でもある。
とりあえず置いたまま、見ないことにというのがまた苦手なので
「ここに書いてます」みたいにリンクを貼るエッセイや犬のお話だけを残して、過去の記事は削除しようと思います。
↓ 過去の記事はここにちゃんとあるので(^-^) ↓ 安心して削除できます
三浦春馬さんの報道
もう一つ、書いておきたい。俳優の三浦春馬さんのこと。衝撃でした。人気があって若くて人なつこい笑顔が好きで、そして終わり方、具体的に報道されすぎたこと。あの笑顔と、最後の様子を何度も頭の中に描いて眠れなくなりました。
きっと一定数いると思うんです。共感しすぎる人。私はドラマとわかっていても暴力的なシーンやいじめのシーンなどが苦手です。自分がそこにいるかのように震えるし、しばらく引きずってしまう。ネットをあまり見ないようにしてるのは、辛い思いをしている人の投稿を見たりすると、苦しくなって、楽しそうに何かを書くことができなくなるんです。
その自分の特性を書いておきたいと思いました。同じように苦しくなる人へ。ここにもいるよと言いたくて。
だから、やっぱりブログのリニューアルは必要だっただと思います。気持ちをそっちに持って行くことができた。
それでもぐるぐる色々と考えたし、想像し続けたし、理由を知りたくて、いつもよりネットを見る時間も多くなりました。でも理由なんてもうわからない。
色々書かれているけれど、きっと彼も多くの人と同じ。親が大切だったり、離れたいと思ったり、人を愛したり、憎んだり、絶望する日も満たされる日もあって、悩んでいたって、あの笑顔、その瞬間瞬間は全部、本当の彼だったんだろうと。だから映画やドラマの中の彼を覚えていよう。
そんな風に、私なりに気持ちが落ち着いてきたら、前を向きたくなったのかな。過去の記事ばかり読んでないで、今を見なきゃ。
ネットの誹謗中傷を考える
人の目、気になります。どんな風に思われるか。このブログだって、何か言われるのが怖くて書いても消してしまうこともあるし、SNSにシェアしないこともあります。いまどき、衝撃的だったり具体的なタイトルの方が読んでもらえるんだろうけど、私は敢えてそんなタイトルをつけないようにしてるのも、興味本位で見た人に攻撃されるのが怖いと言うのもあるかもしれません。
でも私の好きな芸人さんが言ってたんです。誹謗中傷を「遊び」だって。たちの悪い遊び。そう思うと少し心が軽くなります。
どうしたら誹謗中傷がなくなるかを考えても、きっと無くならないんですよね。だったら、どんな風に捉えるか、影響を受けずにいられるかを考えて、学校のコンサートでも話して行きたいと思うんです。
相手は変えられないから、自分の心を強く。また逃げ道も探さなきゃ。
秋冬のコンサートのご依頼もいくつかいただいてて。こう言う話をして欲しいってアドバイスもいただいたり、コンサート再開までにまとめたい話も色々と増えました。
新しい言葉
何度も失敗したりするけれど、それも大事なんだろうなと思います。
結局、まとまりのないブログになりましたが、やっと新しい言葉を書く気になりました…と言う報告です(^-^)
過去を読み、祖母のことを思い、祖母が言ってくれそうな言葉が、前を向かせてくれました。
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