見つける人

ガジュマルとキジムナーの絵
ずっと前に書いたガジュマルとキジムナーの絵です。

よく両親に会う夢を見る。よっぽど会いたいのかな。
両親の体のことも気になるし。

夢の中、海のそば。
両親と妹が海で遊んでいる時、私の腕の中に、人間みたいな、動物みたいな、妖精みたいな生き物がいた。
見た目は赤ちゃんぐらいの大きさで可愛いのに、低めの声で何か言っていた。
「喋れるの?」
「あなたがそう思うなら」
そこから喋ってる内容が全部、聞き取れるようになった。

私がそう思うなら…
なんだか、深いなあ。

そして聞いてみた
「私ってどんな人?」
「あなたは、見つける人」

なんとなく納得した。
毎日、何かできないかと考え続ける。
部屋の中、心の中、歌、絵、生き方、考え方など…。
また毎日、反省すことも、自分のダメだったとこもわざわざ探す。
『見つける』それで全部を表せるような気がした。

見つけたことを形にしても、やり直しても、満足できるわけではなく、思うような反応をもらえるわけでもない。うまくいかないことの方が多い。
だから毎日、続ける。

うまくいかなくても私は、見つけ続けて、作り続ければいいのかもしれない。
それが、私…それでいいのかな、そんなことを考えた。

反省やダメなことは、ほどほどに…今日も見つけ続けよう。

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